こんにちは。今日は、路上で3回エンジンがかからなくなった意外な原因について書いてみたいと思います。
旧車に乗っていると避けては通れない話。参考になればうれしいです。

目次
エンジンの息継ぎ、そして突然のストール
ある日、走行中に「ガクッ」とエンジンが息継ぎをしたかと思うと、そのままストール。再始動はできるけれど、すぐに止まってしまう。
そして、再始動も困難に、、、、、、
バイクと違い、車は一旦止まると、非常に厄介で周りに迷惑をかけてしまいます。。。
しかし、ジュリアは非常に軽いため、一人で押してすみやかに路肩に停止します。
プラグ・コード・デスビキャップは正常
まずは点火系の基本から疑います。
- プラグ → 問題なし。焼け具合も正常
- プラグコード → 抵抗値OK
- ディストリビューターキャップ → 多少の摩耗はあるが、導通あり
ということで、最初は「コイルの劣化」かな?とも考えましたが、試しに新品を取り付けても改善せず。

犯人は…意外にもコンデンサー!
そこでふと思い出したのが、**ディストリビューター内の「コンデンサー」**の存在。
見た目はただの小さな金属部品ですが、ポイント点火の火花を安定させる大事な役割を担っています。
しかもこのコンデンサー、”見た目では不良が判別できない”のが厄介です。
新品コンデンサーに交換 → 一発始動!
古いコンデンサーを取り外し、手元にあったスペア品と交換。
そしてセルを回すと……「キュルッ、ブォン!」と見事な始動音!
その後もエンジンは安定して動作し、アイドリングもスムーズに戻りました。
なぜコンデンサーが不良になるのか?
コンデンサーは中に金属フィルムが巻かれた構造をしていて、経年で絶縁不良や内部ショートを起こすことがあります。
特にジュリアのような旧車では、当時物の部品や古いリプロ品を使っていると劣化も早いことが多いです。
対策とまとめ
- 点火不良が出たら、コンデンサーを疑うべし!
- スペアは**信頼できるメーカー(例:BOSCH、FACETなど)で揃えておくと安心
- 同時にポイントやキャップもセット交換がおすすめです
使用部品とリンク
- コンデンサー(FACET製 ジュリア用)→ [部品リンク]
- 点火系一式 → [おすすめセット販売ページ]
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