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「It’s like a grandpa’s GTR!(おじさんのGTRみたいだ)」
ジュリアスーパーという車は、1960年代から70年代のイタリア車の中でも、異彩を放つ存在でした。その高性能ぶりから、一部の旧車ファンの間では「おじさんのGTR」とも呼ばれることがあります。では、なぜそんな呼び名がついたのでしょうか?

ポリスカーにも採用された高性能セダン
ジュリアスーパーは、ファミリーセダンの形をしていながらも、当時のスポーツカー顔負けの性能を備えていました。
特にツインカムエンジンによる軽快な加速や、高速巡航性の高さは、イタリア警察(ポリツィア)にも正式採用されたほどです。

通称:”タイガー”
このあたりが、「普通のおじさんが乗るセダンに見えて、中身は本気のスポーツマシン」という評価につながっています。日本でのGTR的存在がイタリアのジュリアなんです。
日本でのGTR的存在
日本において、GTRは「スーパーカー未満、でも普通じゃない」性能を持つ大衆車の象徴です。
ジュリアスーパーもまた、外見は角ばったセダンでありながら、軽量な車体とシャープなハンドリングが評価されてきました。
そのギャップに魅了された旧車ファンが、敬意を込めて「おじさんのGTR」と呼ぶようになった、というのが通説です。
見た目もかなり近いものがないでしょうか?笑

実際の声から見る愛称の由来
ネット上の海外フォーラムでも、「It’s like a grandpa’s GTR!」といった表現を見かけることがあります。
若い頃にスポーツカーを追いかけていた人たちが、年齢を重ねて辿り着くのがジュリアスーパー、そんな流れを象徴する言葉とも言えるかもしれません。
まとめ
ジュリアスーパーは、「地味に見えて、実はすごい」というギャップで多くの人を魅了してきた車です。
その裏にある高性能さや実直なメカニズムは、まさに“おじいさんのGTR”と呼ばれるにふさわしい理由を備えているのではないでしょうか。
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